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 24年1月~12月


  随想 「折伏と法統相続」 瀬戸のなぎさ12月

立冬を過ぎると瀬戸内にも冷たい西風が吹きはじめ、紅葉した庭の木々の落ち葉を掃くことが日課になりました。
 そんな日の午後、親友の淳子さんから「今夜から家族揃って支部登山に行ってくるね」と明るい電話がありました。
 自動車修理工場を経営している淳子さん夫妻と息子さん二人にその家族、総勢九人が車で出発されるとのこと。
 「気を付けて行ってらっしゃい!私たちも来週、親子三代揃って慈本寺の支部登山に参詣させて頂くのよ」と答えながら、四国の高松から大石寺までの往復千キロに余る道程をどうぞ無事故でと祈らずにはいられません。
 淳子さんと私は娘時代からの親友で、もう半世紀もの長いお付き合いです。
 昔、社会の出て初めて就職した建設会社で淳子さんは総務課、私は設計課勤務でした。
 同い年ですが社では淳子さんが先輩で、新入社員の私は男性ばかりの課で女一人、心細い思いをしている時、何かと声をかけて頂き昼休みを一緒に過ごすようになりました。
 そんな折、淳子さんから深い家庭の悩みを打ち明けられて、私は初めて折伏しました。
 以来、度々淳子さん宅を訪ね、若くして精神を病み、食事から下の世話まで一人っ子の淳子さんとその父親に委ねている彼女の母親の介護を手伝いながら折伏を続けたのです。
 やがて私にとっての初めての折伏が成就し、後に淳子さんの結婚相手も折伏できました。
 彼女よりひと足先に私たち夫婦は正宗寺院で挙式していたのですが、以来、淳子さん夫妻と私たち夫婦は生まれた息子たちも交えて家族ぐるみのお付き合いが続いているのです。
 お互い妙法を護持する同志としての絆で結ばれた親友の存在は人生を豊かに癒してくれ、今では両夫婦とも息子たちに法統相続して、可愛いい孫たちに囲まれた幸せな境涯です。
 四条金吾殿御返事(新編九九一)に
 一切衆生、南無妙法蓮華経と唱ふるより外の遊楽なきなり。経に云はく「衆生所遊楽」云云。此の文あに自受法楽にあらずや(中略)法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし。現世安穏・後生善処とは是なり。
 とあります。折伏を行じて一人でも多くの人を幸せに導き、広宣流布のお役に立ちたいと願う此の頃です。  (せとのなぎさ)
平成24・12月


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