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 【信心の原点(改訂版) 東中国布教区編より抜粋】
 所作仏事(宗化儀の理解のために)
 

別体(べったい)の三宝=総本山客殿には、中央に御本尊、向かって左に大聖人様の御影像(みえいぞう)、右に日興上人の御影像が御安置されています。これは仏法僧の三宝を、別々に顕した形がとられています。このような御本尊奉安式を、別体三宝式と言います。
 日寛上人は『当家三衣抄(とうけさんねしょう)』に、 「此(か)くの如き三宝一心に之(こ)れを念じて唯当(ただまさ)に南無妙法蓮華経と称(とな)えるべし」とありますから、私たちは寺院であれ家庭であれ、御本尊のみを拝する場合でも、当宗で立てる文底下種の三宝を拝していると深く信じて、勤行唱題すべきです。


四座=一閻浮提(いちえんぶだい)の広宣流布と、自らの謗法罪障消滅(ほうぼうざいしょうしょうめつ)等を御祈念致しますが、これらの祈念成就は、下種三宝尊の御仏意に摂(しょう)せられます。すなわち、広宣流布の大願を起こし、自行化他の報恩行に精進することによって、個々の罪障消滅等の所願もかなえられていくのです。


謗法罪障消滅=『佐渡御書』に、「日蓮も過去の種子已(しゅしすで)に謗法の者なれば」(五八一頁)「我今度(いまこのたび)の御勘気(ごかんき)は世間の失一分(とがいちぶん)もなし。偏(ひとえ)に先業(せんごう)の重罪を今生(こんじょう)に消して、後生(こんじょう)の三徳を脱(まぬが)れんずるなるべし」(五八〇頁)等と、示同凡夫(じどうぼんぷ)の御境界に約して、御自身の過去世の謗法罪、宿業(しゅくごう)のことを示されておられます。
 ましてや、我々末法の本未有善(ほんみうぜん)の荒凡夫(あらぼんぷ)にあっては、それぞれに謗法の罪障深き衆生であるとの、認識を持たねばなりません。それが、大聖人様の仏法を信仰する原点です。
 この認識に立てば、毎日の勤行も弥々(いよいよ)励んで、罪障消滅せねばならぬとの、自覚も生まれてくるのです。
 次号は「御祈念の在り方」について掲載予定です。

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