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 【信心の原点(改訂版)東中国布教区編より抜粋】

 NO12 
所作仏事(宗化儀の理解のために)
  化儀即化法

 当家《日蓮正宗の事》の化儀は、化儀即化法とか、化儀即法体とよくいわれます。つまり我々の日々の振る舞いの所が妙法の具現(あらわれ)であり、信の一念で為すところはそのままが成仏の姿ということです。
 第九世日有上人は、当家の化儀を大成されましたが、その『化儀抄』に「法華宗は能所(のうしょ)共に一文不通(いちもんふつう)の愚人の上に建立」、また「六即の中には名字初心(みょうじしょしん)に建立する宗」と説かれました。いわゆる大聖人様の仏法が、末法の文字も読めない《一文不通》衆生、妙法の名前を聞いて有難いと感じただけの(名字即 みょうじそく)衆生を対象に説かれた教えであると言う事です。
 つまり末法の衆生は、おしなべて自分の智慧で仏法を理解する事は出末ない為に、身の振る舞い・実践の中に妙法を示していく事が大切なのです。所作・振る舞いがやかましく言われるゆえんです。ですから御本尊のお給仕から勤行の姿勢・題目の唱え方・仏事回向・同信の方々との接し方・寺院参詣に至るまで、自分自身の信心の現れと心得なくてはなりません。すなわち化儀は単なる形式ではなく、大聖人様の御法門がそのまま、私達の信心の振る舞いの中に現れていると思って、大事に考えていかなくてはならないのです。


 御本尊の御安置


○仏間=家の中で、最も清浄な部屋を選ぶのは、言うまでもありません。広い客間が有るにもかかわらず、わざわざ食卓のある所や居間のような部屋に仏壇を置く人かおりますが、言語道断です。御本尊が泰然と御安置された客間に来客をもてなすのは、無言の折伏となります。 
 経文に、「諸仏現在(しょぶつげんざい) 於此説法(おしせっぽう)」《諸仏が現に在(ましま)し此(ここ)に於いて法を説きたまう》とあり、仏間にあっては、大聖人様が仏壇の中にましまし、常に法を説かれているとの自覚を、家族一人ひとり持つことが大切です。下着姿等で聞かれた仏壇の前を通るのは、慎みましょう。


○仏壇を置く位置=南面北座(なんめんほくざ)と言って、仏壇は北を背にして、南に向けて扉を開くように置くのが原則ですが、家の造り等で不可能な場合はやむをえません。「安置」の意味をよく考えて、適宜(てきぎ)判断してください。新築する場合は、あらかじめ寺院に仏間の位置等を相談することもよいでしょう。


○その他=仏壇の上に物を置いたり、額を掛けたりしてはなりません。御本尊は法であり、法より貴いものは無いからです。又、仏壇の中に写真・祈念の札等を入れてもいけません。仏所作仏事壇は大聖人様のお館です。
 先祖の位牌は、過去帳に記載していただいた上で寺院に納めるべきですが、それが出来ない場合でも、常に仏壇の中に祀るのではなく、普段は仏壇の下にしまっておき、法事の時だけ別に精霊台を作って祀ります。過去帳も、仏壇の中には入れず、経机の上、左側に置くようにしましょう。 NO12終わり 


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